10万本の「冬のひまわり」、神奈川・寒川町で摘み取り 秋も高温で例年より2週間早く開花

「冬のひまわり」を摘み取る体験会参加者=寒川町

 寒川町の名物「冬のひまわり」の摘み取り体験会が18日、同町宮山のさむかわひまわり畑で行われ、町内外からの参加者でにぎわった=写真。同町観光協会の主催。

 約3千平方メートルの花畑には10万本以上の冬咲きのヒマワリが開花。家族連れらが、色鮮やかなヒマワリを観賞しながら、摘み取っていた。畑の一角にはフォトスポットも設けられ、ヒマワリを持つ孫をスマホで撮影する祖父母の姿も。

 今年は秋以降も暖かい日が続き、例年よりも2週間ほど早く開花し、同協会は急きょ、11月初旬に1回目の摘み取り体験を実施した。久米順之事務局長は「『冬のひまわり』を観光資源としてアピールして8年。工夫を重ね年を追うごとにきれいな花を咲かせるようになった」と話している。

 摘み取り体験は19日も午前10時から行われる。参加費100円。詳細は同協会ホームページ。

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