広範囲で暴風や高波に注意 東北・北陸で土砂災害恐れ

 気象庁は18日、低気圧の影響で大気の状態が非常に不安定になっているとして、北日本や東日本で19日にかけて暴風や高波、竜巻などの激しい突風、ひょうに注意を呼びかけた。東北と北陸ではこれまでに降った雨で地盤が緩んでいる所があり、土砂災害への警戒を求めた。

 気象庁によると、サハリン付近の発達した低気圧が北に進み、18日は、広い範囲の上空約5500メートルに氷点下30度以下の強い寒気が流れ込んだ。

 東日本では19日にかけて大しけとなる所がある見込み。19日の予想最大風速(最大瞬間風速)は北陸20メートル(30メートル)、東北18メートル(30メートル)。波の高さは北陸6メートル。

© 一般社団法人共同通信社