コロンビア代表ルイス・ディアスは現地時間16日に行われたFIFAワールドカップ南米予選ブラジル戦に先発出場すると、1点ビハインドの後半終了間際にヘディングで2ゴールを決め、難敵ブラジル代表を相手にホームで逆転勝利を収めた。当日のスタジアムには誘拐、12日に及ぶ監禁事件から生還したディアスの父親も駆けつけ、勝利後のスタジアムは歓喜に包まれた。
クラブレベルでは、リヴァプールで左WGのポジションを確立しているディアスだが、父親のルイス・マヌエル・ディアスによるとバルセロナでプレーすることがディアスの夢だという。スペイン『Mundo Deportivo』が伝えている。
コロンビア『Win Sports TV』のインタビューに応じたルイス・マヌエル・ディアスは、「今まで、バルセロナのことに関して息子が私に何かを言ってくることはなかったが、彼はバルセロナの忠実なファンであり、そこでプレーすることが彼の夢の1つになるだろう」とコメントした。
ルイス・ディアスは2021ー22シーズン冬の移籍市場でバルセロナ加入の噂もあったが、バルセロナがフェラン・トーレスを5500万ユーロ(当時約71億円)で獲得したこともあり移籍は実現しなかった。