農作物の収穫などに感謝し"五穀豊穣"や"家内安全"を願う 宇都宮市上河内地区「梵天祭り」

 農作物の収穫などに感謝する五穀豊穣や家内安全を願う「梵天祭り」が18日、宇都宮市上河内地区の羽黒山神社周辺で行われました。

 羽黒山神社の「梵天祭り」は、江戸時代から続くとされるこの地区の伝統行事です。

 コロナ期間中、少なくなっていた梵天の数も今年(2023年)は6本に増え、祭りには活気が戻ってきました。

 「ホイサ、ホイサ」という掛け声とともに白や紫の梵天の付いた長さ20メートルほどの竹ざおを、地元の若者らが大きく上下させながら勇ましく練り歩きます。

 そして、羽黒山の参道から約1時間かけて、山頂の羽黒山神社へと向かいます。

 そして梵天が神社に納められると、観客からは拍手が沸き起こり、恒例の縁起物の祝い餅などが参拝者へまかれました。

 19日は、園児たちが梵天の奉納を行う予定です。

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