バレーボールのV1は18日、東京・大田区総合体育館などで行われ、女子で11位の岡山シーガルズは3位埼玉上尾に0―3で敗れた。開幕5連敗となり、順位に変動はなかった。
シーガルズは第1セット、堅い守りからレフト高柳、センター長瀬らの攻撃が機能し、終盤まで競り合ったものの先手を奪えなかった。第2セットは23―22、第3セットも20―21とライト山城らの切れのあるアタックで接戦に持ち込んだが、一歩及ばなかった。
埼玉上尾は5連勝で通算5勝2敗とし、2位久光に2勝差とした。日立は東レを3―1で退け、3勝目(2敗)を挙げた。
埼玉上尾3-0岡山シーガルズ
25ー23
25ー23
25-20
【評】岡山シーガルズは第1、第2セットともに23―25とわずかに及ばず、勝機は遠のいた。20点以降で決め手を欠いたのが響いた形だ。ただし今季初出場した高柳や15得点の中本の両レフトが攻守にけん引役となり、アタック決定率は35.9%と悪くなく、川島らのサーブも効果的だった。成功率43.3%のサーブレシーブを改善したい。
埼玉上尾はエースの佐藤、ロゾがそろって2桁得点と要所で攻撃力を発揮した。