相次ぐ若手の契約更新はアンチェロッティのためか? レアル・マドリードがアンチェロッティと2年の契約延長を検討か 

写真:現行の契約が6月までとなっているアンチェロティ監督 ©Getty Images

カルロ・アンチェロッティ監督はレアル・マドリードとの現行の契約が2024年6月までとなっており、契約満了後にブラジル代表監督への就任も噂されていたが、クラブはアンチェロッティ監督に対し2年の契約延長オファーを検討しているという。スペイン『Relevo』電子版が伝えている。

アンチェロッティ監督が退任した場合は後任としてレアル・マドリードカスティージャを率いるラウール・ゴンサレス監督や、レヴァークーゼンで監督を務めるシャビ・アロンソ監督などの名前も挙がっていたが、クラブ役員会はアンチェロッティに対し2年契約、または1年契約+1年の契約延長オプションを準備しているという。

ブラジルサッカー連盟はアンチェロッティ監督の動向を注視しており、契約満了となる6月まで待ってでもブラジル代表監督へ招聘したいと考えている。しかし、記者会見で常にアンチェロティが公言しているように、未だに最終的な判断は下していない。

クラブはアンチェロティ監督を若手育成という面で高く評価しており、10月末から立て続けに発表されたヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ、フェデリコ・バルベルデ、そしてエドゥアルド・カマヴィンガの相次ぐ契約更新はアンチェロティ監督がクラブ残留を考える要素の1つとなるだろう。

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