新潟県内各地で強風、列車の運休など交通機関に乱れ 11月19日も高波や強い雨に警戒を

 新潟県内は11月18日、発達した低気圧の影響で、佐渡や下越地域を中心に各地で強風や雨に見舞われた。19日も強風や高波、強い雨が続く所があると見込まれ、新潟地方気象台が警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、11月18日午後9時までに観測された最大瞬間風速は、佐渡市相川で28.0メートル、佐渡市両津で24.8メートル、新潟市西蒲区で23.4メートル、新潟市中央区で20.6メートル。17日午前3時の降り始めから18日午後4時までの降水量は、村上市三面で91.0ミリ、村上市高根で70.5ミリを記録した。

 JR東日本新潟支社によると、強風に伴って羽越線や越後線などで普通列車計26本が運休し、特急2本を含む12本が遅れた。約3700人に影響が出た。

 佐渡汽船によると、新潟-両津間のジェットフォイルは全便が欠航した。

 11月19日に予想される最大瞬間風速は全県の陸上と海上で30メートル。予想される波の高さは下越、佐渡で6メートル、上中越で5メートルで、いずれもうねりを伴う。19日午後6時までの24時間降水量は、多い所で上中下越が80ミリ、佐渡が60ミリと予測されている。

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