兄リチャード 「カーペンターズ」の裏話を初めて披露へ 来年の英国ツアーで伝説的デュオを振り返る

リチャード・カーペンター(77)が、カーペンターズのヒット曲にまつわる裏話を初めて語ることを明かした。来年9月から始まる英国ツアーでは、楽曲のパフォーマンスの他にもデュオのヒット曲の制作過程に関する話をシェアするという。

拒食症との闘病後、1983年に32歳で死去した妹カレン・カーペンターと共に、リチャードはデュオとして1970年代に多くのヒット曲を生み出した。新たなツアーについて、「長期間の不在を経て、イギリスの観客の前で再びパフォーマンスすることを非常に楽しみにしている」と話している。

ツアーのプレスリリースでは「リチャードは、妹カレン・カーペンターと共に世界を席巻し、音楽史に残る最も成功したデュオの1つになった過程について振り返ると同時にアイコニックで時代を超えた歌を披露します」と記されている。

ミリオンセラーとなったシングルが全10曲、2020年までにアルバムとシングル合わせて、世界で1億5000万枚の売り上げを誇るカーペンターズ。そのユニークで比類なきサウンドによりわずか数年の間で、世界のポピュラーミュージックを変革し、14年間のキャリアの中でグラミー賞を3回受賞、15回のノミネートを果たした。

2人は1966年にデュオとして初めてパフォーマンスし、ジャズ中心のリチャード・カーペンター・トリオを結成。その後カーペンターズとしてA Mレコードと1969年に契約、翌年『遥かなる影』『愛のプレリュード』といったシングルで大成功を収める。『ふたりの誓い』で3枚目のゴールドシングルを獲得、後に同曲はアカデミー歌曲賞も受賞した。

リチャードのツアー「アン・イヴニングwithリチャード・カーペンターUKツアー2024」のチケットは17日(金)からwww.tdpromo.com及びそれぞれの会場で発売開始となる。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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