望まない50年ぶりの再会 クリス・マクニール VS 悪魔憑きの少女 「エクソシスト 信じる者」本編映像

2023年12月1日より劇場公開される「エクソシスト 信じる者」から、クリス・マクニール(エレン・バースティン)が悪魔に憑りつかれてしまった少女キャサリン(オリヴィア・オニール)と対面するシーンの、本編映像の一部が公開された。

ベッドの上で聖書を読みふけるキャサリンの顔にはすでに無垢な少女の面影はなく、悪魔にその身を支配され変わり果てた姿となっていた。そんなキャサリンに対し「私を覚えてる?久しぶりだこと」と問いかけるクリスに、「リーガンを捜してるのか?」と不気味な笑みを見せるキャサリン。クリスは50年前に悪魔祓いを受けた実の娘・リーガンと現在は生き別れの状態にあるが、そのことさえも見透かされているかのような言葉を吐く。

さらに悪魔は、少女の声とは思えないほど恐ろしい声で、「そうだと言え!」と激昂したかと思えば、今度は「怖がらないで 力になるよ 居場所を教えてあげる お願いすればね」と、か弱いキャサリンの声に変化させて語りかける。そんな悪魔の揺さぶりにクリスが動じずにいると、「リーガンに何が起きたか知りたくない?地獄で焼かれてる!」と挑発。自身が憑りついているキャサリンの体を、ベッドに激しく打ち付ける。苦しむ様子を見せるキャサリンにクリスは、「聖なる者たちの名において 愛する娘リーガンの名において命ずる この娘を解放せよ!」と、悪魔祓いを試みるのだった。

クリス役のエレンは、非常に難しい役を演じきったオリヴィア・オニールとリディア・ジュエット(もう1人の少女・アンジェラ)と共演していく中で、「自分の内に潜む巨大な力に乗っ取られてしまうというのはとてつもない恐怖よ。部屋に侵入されて誘拐されるのも恐ろしいけど、何かに憑りつかれて自分を支配されてしまうなんて、それ以上に恐ろしいことはないわ」と、コメントを残している。

「エクソシスト 信じる者」は、大ヒット記録した「エクソシスト」の50年後を描いた作品。12年前に妻を亡くして以来、1人で娘のアンジェラを育てているヴィクター。ある日、アンジェラと親友のキャサリンが森へ出かけたきり行方不明になり、3日後に無事保護される。しかし、その日から彼女たちの様子がどこかおかしい。突然暴れ出し、叫び、自傷行為など常軌を逸した行動を繰り返す2人。ヴィクターはかつて憑依を目撃した経験者クリス・マクニールに助けを求め、悪魔祓いの儀式を始めるが、懸命に見守る両親に悪魔は「1人は生き残り、1人は死ぬ。どちらを選べ」と問いかける。

【作品情報】
エクソシスト 信じる者
2023年12月1日(金)より全国公開
配給:東宝東和
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