現在リーガで驚きの首位をひた走っているジローナ。シティ・フットボール・グループのチームとはいえ、その予算は決してトップクラブに及ぶものではない。
今回はそのジローナと、リーガで最もリッチなレアル・マドリーの給与TOP5を比べてみた。
レアル・マドリー5位:ジュード・ベリンガム
年俸:2083万ユーロ(およそ33.85億円)
ジローナ5位:ポルトゥ
年俸:180万ユーロ(およそ2.92億円)
レアル・マドリーの5位は今夏加入したジュード・ベリンガム。ボルシア・ドルトムントから1億ユーロ以上の額で加入し、いきなりチームの中心的な存在になった20歳だ。
一方ジローナはポルトゥが5位に。昨年夏までレアル・ソシエダに所属していたが、それからヘタフェへ移籍し、そして今夏ジローナに4年ぶりの復帰を決断した。
レアル・マドリー4位:ヴィニシウス・ジュニオール
年俸:2083万ユーロ(およそ33.85億円)
ジローナ4位:ダレイ・ブリント
年俸:200万ユーロ(およそ3.25億円)
レアル・マドリーの4位はボーナスの関係上でジュード・ベリンガムを上回ったヴィニシウス・ジュニオール。カルロ・アンチェロッティ監督の下で大ブレイクし、今や世界で最高の「点を取れるウイング」だ。
一方ジローナはオランダのベテランDFダレイ・ブリント。マンチェスター・ユナイテッドでプレーしたあとに古巣アヤックスで心臓発作を経験したが、それから見事に回復してピッチに戻ってきた。今年バイエルンからジローナへと移籍。
レアル・マドリー3位:ルカ・モドリッチ
年俸:2200万ユーロ(およそ35.75億円)
ジローナ3位:アルチョム・ドフビク
年俸:250万ユーロ(およそ4.06億円)
レアル・マドリーの3位は重鎮ルカ・モドリッチ。リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドのバロンドール独占を破った男は、30代なかばを過ぎてもまだトップレベルのパフォーマンスを維持している。
そしてジローナの3位はウクライナ人FWのアルチョム・ドフビク。今夏ドニプロからジローナの歴史上最高額となる移籍金700万ユーロで加入し、その期待に答える活躍を見せている。
レアル・マドリー2位:ダヴィド・アラバ
年俸:2250万ユーロ(およそ36.56億円)
ジローナ2位:ダビド・ロペス
年俸:356万ユーロ(およそ5.78億円)
レアル・マドリーの2位はフリーでバイエルンから加入したダヴィド・アラバ。何でも出来る彼がセンターバックとしてプレーすることでクラブはより様々なスタイルに対応できるようになった。
そしてジローナ2位はダビド・ロペス。奇しくも同じDavidだ。エスパニョールで長く活躍した守備職人で、昨年ジローナへと移籍してきた34歳のベテランである。
レアル・マドリー1位:トニ・クロース
年俸:2440万ユーロ(およそ39.65億円)
ジローナ1位:エリック・ガルシア
年俸:600万ユーロ(およそ9.75億円)
レアル・マドリーの1位はトニ・クロース。バイエルンから加入して以来長く中盤の中心的なミッドフィルダーとして活躍を続けており、トップレベルの間に辞めると言いながら33歳でも引退の気配がない。
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そしてジローナの1位は今季バルセロナからローンで獲得された若きDFエリック・ガルシアだった。ちなみに年俸600万ユーロのレアル・マドリーの選手だとフラン・ガルシアやアルダ・ギュレルあたり。