すごいインパクト『うなぎいもソフト』に『ズガニラーメン』それにSNSで話題の『猪最中ソフト』…秋の味覚いっぱいの道の駅「伊豆月ケ瀬」 静岡・伊豆市

静岡県内に25地点ある道の駅。紅葉狩りの道中で立ち寄りたい「秋の味覚」がたくさん集まった場所が伊豆にありました。

嶋田光希アナウンサー(道の駅 伊豆月ケ瀬 8日):「道の駅伊豆月ケ瀬に到着しました、平日の午後3時なんですが、奥の駐車場も、そして手前の駐車場も満車に近い状態です。中はどうなっているんでしょうか、早速行ってみましょう」

伊豆縦貫道の「月ケ瀬IC」に隣接する道の駅「伊豆月ケ瀬」。2019年にオープンし、国交省に登録されている県内の道の駅の中では最も新しい駅です。今では年間約80万人が訪れるといいます。

こちらの道の駅ではSNSでも話題だという「猪最中ソフト」などオリジナルの創作グルメを楽しむことができます。そんな「道の駅・伊豆月ケ瀬」で“秋の味覚”を見つけました。

すごいインパクト『バリバリうなぎいもデラックスソフト』

道の駅 伊豆月ケ瀬 渡辺佑介支配人•料理長
「お待たせしました、こちら『バリバリうなぎいもデラックスソフト』となっております」

嶋田アナ
「すごいチップスがささってますけど、インパクトありますね」

浜名湖のうなぎの骨や頭などを肥料に使い、育てられた「うなぎいも」。芋自体は県西部の特産品ですが、全国から伊豆やってきた観光客に“静岡の秋の味覚”を楽しんでもらおうと支配人が開発したといいます。

嶋田アナ
「それにしても、なんでこんなにさしちゃったんですか?」

渡辺佑介支配人•料理長
「地元のうなぎいもを色々な方に食べていただきたいという中で、よりインパクトのある、少しくすっと笑ってしまうような商品開発を目指しました」

嶋田アナ
「ちなみにこれどうやって食べたらいいんですか?」

渡辺佑介支配人•料理長
「私どもも、当初ガブガブと食べるのを想定していたが、お客様がすくってお召し上がりになっています」

嶋田アナ
「チップスにソフトをつけて、ではいただきます。パリパリ、これは無限にいけちゃいますね」

ちなみに、こちらのソフトクリームにはある秘密が…。

嶋田アナ
「これ何枚のせるとか、あるんですか?」

渡辺佑介支配人•料理長
「特に何枚というのはないんですけど、スタッフに言っているのは、お客様が見て喜んでいただけるような量。とにかく、とがらせるようにしている」

今が旬『ズガニラーメン』

年間80万人が訪れるという「道の駅・伊豆月ケ瀬」。今が旬の季節限定のメニューは芋だけではありませんでした。

道の駅 伊豆月ケ瀬 渡辺佑介支配人•料理長
「お待たせしました、こちらズガニラーメンです」

嶋田アナ
「ズガニラーメン!待ってください、なんですかこれは! カニが丸々のっているんですよ」

地元・狩野川上流でとれるズガニが丸々一匹入った「ズガニラーメン」。毎年10月になると解禁されるズガニ漁は今が最盛期。とれたズガニはカボチャを食べさせて育て、臭みを消して甘みを増やしているといいます。

嶋田アナ
「味噌が濃厚ですね。カニの味が濃く感じられます」

渡辺佑介支配人•料理長
「このカニを甲羅ごと砕きまして、それを煮詰めてその殻を上げて、その出汁で作りあげたスープで、ズガニの旨さが濃縮された極上スープとなっています」

嶋田アナ
「じゃあ、カニの出汁がしみ出ているんですね、じゃあちょっと麺もいただきますね。見るからにスープが麺に絡んでいますね。モッチモッチですね。コシがすごくあって、カニの風味をすごく感じますね」

ズガニの出汁が効いた濃厚味噌ラーメン。スープを最後まで味わって欲しいということで、「追い飯」付きです。

今が旬。秋の味覚を堪能できる「伊豆月ケ瀬」では、地元食材を使うことにこだわっているといいます。

渡辺佑介支配人•料理長
「地元の生産者さんだったり、地元の方々を中心に盛り上げてくださったおかげで、観光客の方々に年間通して来ていただく店舗になっています。本当に日々、お客様に私たち一同感謝というところで、この感謝をお伝えできるように全力で伊豆をお届けしたいという思いで頑張っている」

県内各地で見ごろを迎える紅葉。旅の途中に「道の駅」で秋を満喫してみてはいかがでしょうか。

(11月14日放送)

© 静岡朝日テレビ