ツエーゲン新GMに和田氏 ガンバ取締役、西川氏は退任

和田昌裕氏

 ツエーゲン金沢の新しいゼネラルマネジャー(GM)にJ1・ガンバ大阪取締役の和田昌裕氏(58)が就くことが18日、分かった。西川圭史代表取締役GM(46)は退任し、代表権を持たない取締役となる。

 和田氏は神戸市出身で、御影高、順大を経て1987年にガンバ大阪の前身・松下電機サッカー部に加入。Jリーグが開幕した93年にガンバ大阪の第1号ゴールを決めた。引退後は最後に在籍したヴィッセル神戸でコーチ、監督、強化部長、副社長を歴任し、タイのプロリーグチームや京都サンガでも監督を務めた。

 ツエーゲンでは2017年から3シーズン、強化・アカデミー本部長を務めており、5シーズンぶりの金沢「復帰」となる。

 今季限りで退任する柳下昌明監督(63)の後任は未定だが、J3に舞台を移す来季はGM、監督、強化部長の主要3ポストを一新して挑むことになった。

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