奈良県の野球少年少女の「ヒジの検診」が行われる【軟式野球連盟】

奈良県の野球少年少女の「ヒジの検診」が行われる【軟式野球連盟】

2023年10月29日に橿原運動公園(奈良県橿原市)にて、「野球をする子どもたちの健康について考える日」というイベントが行われた。

野球少年少女の未来のために

このイベントは『NPO法人奈良スポーツ育成選手を守る会』と『奈良県軟式野球連盟』によって行われたもの。

野球をする子どもたちの未来を守るために「肘の検査」「超音波(エコー)検査」などが行われた。

「ヒジの検査」の様子

「ヒジの検査」ブースでは、選手からの問診を基にして、肘の動く角度(可動域)や痛みの有無をチェック。

障害予防も大切だが、悪化する前に早期発見することが重要だそう。

「超音波(エコー)検査」の様子

「超音波(エコー)検査」のブースでは、肘の骨や軟骨、靭帯の状態をチェック。

野球肘は痛みがない場合もあり、重篤化すると日常生活に支障をきたし、手術が必要となる場合がある。

これらを少しでも予防・悪化しないためにも定期的にこのような検査をする必要があるそう。

奈良県軟式野球連盟の前田さんにお話を聞くと
「小学生の間に何らかの障害を持ってると、成長した時に大きな手術をしなければならないことがあります。それを未然に防ぐために毎年『NPO法人奈良スポーツ育成選手を守る会』が実施してくださっていた取り組みに賛同し、現在では奈良県軟式野球連盟の事業のひとつとして行っています。」
と教えて下さった。

指導者にも話を聞く場所を設けるなど、とても素晴らしいイベントである印象を受けた。

「キャッチボールクラシック 奈良県予選会」も行われる

キャッチボールクラシックの様子

今回のイベントでは「キャッチボールクラシック 奈良県予選会」も行われた。

キャッチボールクラシックとは、キャッチボールの正確さとスピードを競う競技。

9人1チームが、2分の間にキャッチボールが何回できたかを争うスポーツである。

今回優勝したのは「王寺コンドル」。

「王寺コンドル」には、2023年12月9日に東大阪市で開催される全国大会の出場権が与えられた。

優勝を目指して頑張ってほしい。

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