急逝したマシューさん、『フレンズ』の店をモデルとした実在コーヒー店で追悼「不朽の遺産に敬意を表す」

故マシュー・ペリーさん(享年54)が、実在しているコーヒーハウス「セントラル・パーク」で敬意を表された。10月末に亡くなったマシューさんは、人気ドラマ『フレンズ』のチャンドラー・ビング役として名声を博し、ドラマに登場するコーヒーハウスには他のキャラクターたちとよく出入りしていた。米マサチューセッツ州ボストンにある実在店では14日にマシューさんを追悼するイベントを開催した。

店側は声明を出した。「セントラル・パーク・コーヒーハウスは、マシュー・ペリーの人生と不朽の遺産に敬意を表し、チャンドラー・ビングのセリフ『Can I interest you in a sarcastic comment?(皮肉めいたコメントはいかが?)』と書かれたコーヒースリーブを終日独占配布いたします」

ニューヨークを舞台に1994年から2004年まで放送された同番組の中で、キャラクターたちのたまり場だったコーヒーハウスがモデルとなっている同店について、グレン・アンド・コー・アーキテクチャーの創設者であり主任デザイナーであるグレン・コーベンは、「レプリカを作るのではなく、現在だったらどんな感じかを考えています。コーヒーショップやセントラル・パークが2024年にどうなっているかを現代的に解釈したものです」と語っている。

亡くなった現場には薬物の痕跡はなかったものの、長年依存症と闘っていたマシューさん。他界後に依存症の人々を支援するマシュー・ペリー財団が設立された。葬儀はロサンゼルスで執り行われ、マシューの遺族のほか『フレンズ』で共演したジェニファー・アニストン、コートニー・コックス、リサ・クドロー、デヴィッド・シュワイマー、マット・ルブランクが参列していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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