森脇健児、早朝の大阪で高テンション「ハルカスのチーターに!」

超高層ビルの非常階段を駆け上がるイベントが11月19日、「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)で開催され、タレント・森脇健児がゲストランナーとして登場。早朝のオープニングセレモニーからハイテンションで会場を盛り上げた。

気合い十分のタレント・森脇健児(11月19日・大阪市内撮影)

地上300mのビル「あべのハルカス」を駆け上がる「階段垂直マラソン」と称される過酷なタイムトライアルレース。海外でも年間300ほどのレースが毎年開催されており、新しい都市型ランニング競技の一種として人気を博している。

オープニングセレモニーに登場し、同大会最多出場者タレントの森脇は「ありがとうございます!今年もやりますよ!年齢は重ねてますけども、タイムは取ります!」と勢いよく挨拶。2022年大会では「シドニー五輪」のマラソン銀メダリストのエリック・ワイナイナに勝利した森脇が今年ライバルとして定めたのは、現役プロランナーの福田穣だ。

「陸上競技やってたらわかるんですけど、すごい選手です。フルマラソンは2時間10分切ってますし、ケニアで世界チャンピオンとずっと練習している男なんですけど・・・ダメなんだよ厚底シューズじゃ!ほんまもんの選手は薄いんですよ!普通に駆け上がったら頭ちぎれますよ!」と、同大会常連ならではの煽りを炸裂。セレモニーに登壇していた福田もタジタジとなった。

■ 「昔は道頓堀のチーターって呼ばれて・・・」(森脇)

セレモニー後、森脇を直撃。日々のトレーニングについて聞くと、56歳の今もほぼ毎日ランニングは欠かさないそうだ。「月間250キロくらいは走って、基本的な脚力を作っています。昨日もそれくらい走りましたよ!普通に走ったら絶対に勝てないけど、プロランナーの方たちにタレントがどこまで迫れるのかっていうのが、この大会のおもしろさですよね」とコメント。

また、セレモニーでは「走る松竹」と紹介されていたことについて「初めて聞きましたよ!(笑)昔に『筋肉番付』っていう番組で、古舘伊知郎さんに『道頓堀のチーター』って言われていたんですけど・・・今日は、『あべのハルカスのチーター』になったりますよ!」と、笑顔を見せた。

続けて「やる気、元気、森脇!年は取るけど老化じゃなくて「しんか」!しんかは「心」に「開」と書く!やりますよ!」と、最後まで力強く語った。

同大会は、2022年にドバイにて初めて開催された世界選手権大会『2023 STAIRCLIMBING WORLD CHAMPIONSHIPS」も兼ねており、世界各国から選手が集結。一般参加は1500名、最高齢は79歳と幅広い層が参加している。

© 株式会社京阪神エルマガジン社