横浜・みなとみらいでペットボトル循環の構築を サントリーと市が連携、一括回収・再生・売却益は収集運搬費に

MM21地区内に新たに設置する専用の回収ボックス(横浜市提供)

 脱炭素先行地域の横浜市西区の横浜・みなとみらい21(MM21)地区で新たな取り組みが始まる。使用済みペットボトルから新たなボトルの再生を繰り返す「水平リサイクル」を地域一帯で推進し、二酸化炭素(CO2)の削減と循環型経済に向けたモデル構築を目指す。 

 飲料大手のサントリーホールディングス(サントリーHD、東京都)、MM21地区内のエリアマネジメントを担う横浜みなとみらい21(横浜市西区)と横浜市が連携して取り組む。

 分別を徹底したペットボトルを地区内で一括回収して再資源化し、新たなボトルに再生。回収ペットボトルの売却益は収集運搬費用に充てることで、回収から再生の一連の取り組みを持続可能な循環モデルとして確立させる。

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