杉浦悠太が大会初&史上7人目のアマチュアV

ツアー史上7人目のアマチュア優勝を果たした杉浦悠太(撮影/松本朝子)

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 最終日(19日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7042yd(パー71)◇晴れ(観衆6865人)

後続に4打差の単独首位からスタートした杉浦悠太(日大4年)が4バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「71」で回って通算12アンダーで逃げ切った。開催50回の「ダンロップフェニックストーナメント」でアマチュア選手が勝つのは史上初。ツアー史上では、昨年「パナソニックオープン」優勝の蝉川泰果に続く史上7人目(8回目)となった。

杉浦はプロ転向して来季の日本ツアー参戦を目指し、11月28日から始まる予選会(サードQT)に出場を予定していた。しかし、今大会優勝で予選会をスキップでき、2025年末までのシード権を保持できる。

杉浦は愛知県出身で、福井工大福井高から日大に進学。2019年からJGA(日本ゴルフ協会)ナショナルチーム入りし、昨年の「日本オープン」3位。世界アマチュアゴルフランキング12位。今季はここまでツアー5試合に出場し、最上位は4月「東建ホームメイトカップ」11位で、本大会は9月下部ABEMAツアー「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジ」優勝で出場を決めていた。

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