J1復帰ならずの長崎、秋野央樹も契約満了 「4年半ありがとうございました!」

[写真:©︎J.LEAGUE]

V・ファーレン長崎は19日、MF秋野央樹(29)の契約満了を発表した。

秋野は柏レイソル、湘南ベルマーレでのプレーを経て、2019年夏から長崎でプレー。かつてはキャプテンも託されたゲームメーカーだが、ケガにも苦しみ、今季はJ2リーグ14試合の出場に終わった。

J1昇格プレーオフに一歩及ばなかったチームでFW都倉賢、DF高橋峻希、DF奥井諒に続く退団が決まった秋野はクラブを通じて別れの挨拶をした。

「今シーズンをもちましてV・ファーレン長崎を退団することになりました。 目標のJ1昇格を果たすことができずチームを離れることは残念でとても悔しく思っています。しかし、あと一歩のところまで来ていると思います。このチームなら必ずJ1昇格、そしてその先の未来も明るくなると信じています」

「長崎に来て4年半、個人としてもチームとしても上手くいかないことの方が多かったですが、どんな時も温かい声援を送っていただきありがとうございました。その中でも、怪我からの復帰戦となった昨シーズンの天皇杯鹿児島戦、そして今シーズンの甲府戦、その時のピッチからの光景を忘れることはありません」

「長崎の人たちの温かさや自然豊かな街を僕も家族も大好きになりました。沢山の友達ができたこの街を離れることは寂しいですが、どこへ行っても僕のことを応援していただけると嬉しいです。最後になりますが長崎で出会った全ての方々に感謝しています。4年半ありがとうございました!」

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