オシムヘンの代理人とナポリの会長が会談 チームの中心2選手との契約延長に進展か

写真:早ければ今冬の移籍を噂されるオシムヘン

ナポリはナイジェリア代表のFWヴィクター・オシムヘンと今シーズン終了までに契約延長を結びたいと考えていると、イタリアのウェブサイト『Tuttomercato』が報じている。

オシムヘンは昨シーズン、リーグ戦で26ゴールを挙げ、チームをセリエA優勝に導く大活躍を見せた。今シーズンはリーグ戦8試合に出場して6ゴールを挙げている。10月のインターナショナルマッチのナイジェリア代表vsサウジアラビア代表の試合にて、ハムストリングを負傷。約1カ月チームから離脱していたが、現在はトレーニングを再開している。

現在のナポリとの契約は2025年6月までとなっており、来シーズン限りで契約が満了となる。ナポリはこのまま契約最終年に突入することを避けたいと考え、今シーズンの終了前までに契約延長することを切望しているという。

先日、ナポリはリュディ・ガルシア監督を解任。ワルテル・マッツァーリ氏が新監督に就任し、10年ぶりにクラブに復帰した。初回のトレーニング時、オシムヘンとマッツァーリ監督のやり取りは良好だったとされている。また、オシムヘンの代理人であるロベルト・カレンダ氏とナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が会談し、オシムヘンの契約に関して話し合ったと伝えられている。

クラブの中心選手であり、契約最終年を迎えているピョートル・ジエリニスキの去就にも注目が集まっている。ジエリニスキは自身の将来と、今夏に噂されたサウジアラビアへの移籍報道について、ポーランドのテレビ局『TVP』にて以下のように語った。

「(ナポリとの)契約交渉は進行中だ。僕の代理人がうまく処理すると思うし、そのうち誰もが知ることになるだろう。これまでのようにナポリのユニフォームを着てベストを尽くすことに集中している」

「移籍の噂は本当だった。しかし僕はセリエAとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の舞台でプレーすることを決心した。まだお金を追いかける時期ではないと判断した。将来的に自分に利益をもたらしてくれるオファーがあれば利用するつもりだ。でも、今のところはヨーロッパでキャリアを続けるほうがいいと判断した」

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