太田光、“大麻クッキー”に関して「ひとかじりで済むのだろうか?」

19日放送の『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、大麻に似た成分を含んだグミやクッキーが問題になっている件について語った。

番組では、「ニュースサンジャポ+PLUS」のコーナーで、いわゆる「大麻グミ」を食べ、体調不良を訴えた人が相次いで病院に運ばれた問題を扱った。

この件では、グミに含まれる「HHCH」という成分を指定薬物とすることを厚生労働省が検討している。また、大麻草に含まれる化学物質である「THCH」入りのクッキーを食べ数人が救急搬送された事件も茨城で発生している。

中にはイベントなど不特定多数の人に配られており、気づかず食べてしまったケースもあるという。クッキーに入っていた「THCH」に関しては、今年8月に「指定薬物」とされ規制されているが、グミに入っている「HHCH」に関しては、まだ規制されていないということで、同グミを販売している「WWE」の松本大輔社長は「遺憾だ。用法・用量を間違っているのだろう」と述べている。

この用量に関して、太田は「(大麻)クッキーなんかも、『ひとかじりにしてください』とか書いてあるって。あれ…じゃあひとかじり食べて、ちょっと、なんていうんですか、そういう作用があったとき、果たしてその判断ができるのか!?」と疑問を投げかけ、「やめられるのかってなりますもん。そうすると凄く危険っちゃあ危険‥」と持論を語った。

たとえ今回の件で「HHCH」が規制されたとしても、また新たな合成成分が出る可能性も高いということで、太田は「こういうのってイタチごっこに。これがダメなら次って」と話したのだった。

© 株式会社ジェイプレス社