「グリム童話に見る人間と動物の関係」 千葉市動物公園で講演会

「グリム童話に見る人間と動物の関係」 千葉市動物公園で講演会

 千葉市動物公園では11月19日、地域住民や来場者に、動物へより一層の関心を持ってもらおうと講演会を開きました。

 千葉市動物公園では、様々な学校や研究・学術団体、それに企業と連携し、調査研究や教育普及活動を「アカデミア・アニマリウム」と称して推進しています。

 この一環で、東邦大学理学部、千葉大学と連携し、各分野の専門家が生物に関する講演会を行っています。

 19日は、千葉大学の助教で、ドイツ文学者の高田梓さんが登壇。「動物と物語、グリム童話に見る人間と動物の関係」をテーマに講演を行いました。

 「赤ずきん」や「ブレーメンの音楽隊」などで知られるグリム童話は、ドイツ各地の物語を集めたといわれていて、度々動物が登場します。

 西洋独特の動物観が感じられ、中でも動物と人間が交流する物語が多く、今回の講演ではグリム童話における人間と動物の関係を熱く語りました。

 次回は12月2日土曜日、東邦大学の蓮沼至准教授が講演します。

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