県中央卸売市場 冬の市場まつり

全国から集まった旬の食材などを安く販売する冬の市場まつりが19日、県中央卸売市場で行われました。

開会式で県中央卸売市場協会の西川惠二理事長は「今回は4年ぶりの開催。元気で明るい市場を体験してください」と呼び掛けました。

市場まつりは1977年の開設以来、県民の台所としての役割を担う県中央卸売市場を広く知ってもらおうと開かれました。

今回は原発の処理水により風評被害が課題となる福島県産の水産物を支援するコーナーなどもあり、お目当ての食材を求める長い行列が出来ました。

このほか、県内の大学生が奈良の食材で考えた自慢の料理やカニを丸ごと一杯使った「かに鍋」などの市場の名物料理も販売され人気を集めました。

来場者の中には午前7時から並んだという愛知県在住の人もいて「以前訪れて良かったのでリピーターになりました」などと話していました。

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