ニューカッスルが狙うルベン・ネヴェスにマンチェスター・シティも関心か

写真:マンチェスター・Cが関心を寄せるルベン・ネヴェス

1月の移籍マーケットでニューカッスルが獲得を目指すアル・ヒラルのポルトガル代表MFルベン・ネヴェスに対し、マンチェスター・シティも関心を示しているという。イギリスのウェブメディア『フットボール・ロンドン』が伝えている。

ルベン・ネヴェスは今夏、4700万ポンド(約87億7920万円)の移籍金でウルヴスからサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ヒラルに移籍した。ここまで公式戦通算17試合に出場して2ゴール1アシストの成績を残しているが、すでに退団を考え始めているようで、来年1月か、遅くとも夏の移籍市場ではサウジアラビアを離れたい意向を示しているという。

当初はイタリア代表MFサンドロ・トナーリが不正賭博への関与で長期間の出場停止となり、中盤の層が薄くなったニューカッスルがローン移籍でルベン・ネヴェスを獲得すると見られていた。しかしプレミアリーグでは現在、同一オーナーのクラブ間のローン移籍を規制する動きが進められており、早ければ1月の移籍マーケットから適用されるという。そうなった場合、同じサウジアラビアの政府系ファンドがオーナーであるニューカッスルとアル・ヒラルの間ではローン移籍ができなくなる可能性がある。

これにより、ニューカッスルはルベン・ネヴェスの獲得プランをローン移籍から完全移籍に切り替えて調査を進めているが、関係者筋の話によると、マンチェスター・シティも具体的な関心を示しているという。

マンチェスター・シティでは今夏、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンがバルセロアンに移籍。代役としてクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチとポルトガル代表MFマテウス・ヌネスを獲得したが、どちらもまだレギュラーポジションを獲得するには至っていない。また、出場機会に恵まれていないイングランド代表MFカルヴィン・フィリップスには1月のマーケットで移籍する可能性があり、中盤の補強が必要な状況となっている。

ルベン・ネヴェスに関してはジョゼップ・グアルディオラ監督がその資質を高く評価しているようで、中盤の補強候補としてリストアップしているようだ。

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