「ポジション別の最高のFA選手」 大谷翔平、山本由伸らが選出

「大谷翔平が主役」と言われる今オフの移籍市場だが、他のポジションにはどんな有力選手がいるのだろうか。MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は、ポジション別に「今オフ最高のFA選手」を選出する特集記事を公開。指名打者部門では大谷、先発右腕部門では山本由伸が選ばれた。なお、遊撃手部門はポール・デヨングが選出。過去2年のオフシーズンは遊撃手市場が豊作だったが、今オフのFA市場には「レギュラー候補レベル」の遊撃手しかいないということになる。

フェインサンド記者は大谷について「大谷が2024年に二刀流のユニコーンとなる可能性は低いが、どのチームが彼と契約したとしても、2025年にはマウンドに戻ってくることになるだろう。大谷は打撃力だけでも今オフのFA市場において最も価値のある選手と言えるが、再び投手として活躍する可能性があるため、史上最も魅力的なFA選手となるだろう」とコメント。他の有力な指名打者としては、J・D・マルティネス、アンドリュー・マカッチェン、カルロス・サンタナ、ジャスティン・ターナーの名前を挙げた。

山本については「山本は今オフ、オリックス・バファローズからポスティング公示される見込みであり、メジャー各球団は才能豊かな日本のエースを獲得するチャンスを得る。山本は今季も素晴らしい成績(16勝6敗、防御率1.21)を残し、3年連続で沢村賞(日本版のサイ・ヤング賞)を受賞した。この右腕はまだ25歳であり、今オフの移籍市場において、大谷に次いで2番目に大きな契約を結ぶ可能性がある」と紹介。他の有力な先発右腕にはジャック・フラハティ、カイル・ギブソン、ルーカス・ジオリト、ソニー・グレイ、前田健太、アーロン・ノラ、ジャリエル・ロドリゲス、マイケル・ワカの8人をリストアップした。

フェインサンド記者が選出した「ポジション別の最高のFA選手」は以下の通り。なお、「他の有力な先発左腕」には今永昇太も名を連ねた。

捕手:ミッチ・ガーバー
一塁手:リース・ホスキンス
二塁手:ウィット・メリフィールド
三塁手:マット・チャップマン
遊撃手:ポール・デヨング
左翼手:ホルヘ・ソレア
中堅手:コディ・ベリンジャー
右翼手:テオスカー・ヘルナンデス
指名打者:大谷翔平
先発右腕:山本由伸
先発左腕:ブレイク・スネル
救援右腕:ヘクター・ネリス
救援左腕:ジョシュ・ヘイダー

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