レアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(38)は、来夏のサウジアラビア行きの可能性が十分にあるようだ。スペイン『スポルト』が報じた。
今夏もサウジアラビアから破格のオファーがあったと噂された中、6月末にマドリーとの契約を1年延長し、引き続きサンティアゴ・ベルナベウでプレーしているモドリッチ。しかし、フタを開けてみるとリーグ開幕から3試合連続でベンチスタートが続き、ここまで先発は公式戦6試合のみとプレータイムを大きく減らしている。
今後の去就に注目が集まるモドリッチだが、チームにケガ人が続出していることもあり1月のマドリー退団の可能性は低い模様。クラブの最高経営責任者(CEO)を務めるホセ・アンヘル・サンチェス氏は先日、「我々は1月の退団の可能性についてサウジアラビアのリーグと交渉はしていないし、現時点では彼を売却するつもりもない」とコメントを残していた。
その一方、シーズン終了後の退団は現実味があるようで、モドリッチの代理人を務めるボルハ・クーチェ氏は来夏のサウジ・プロ・リーグ行きの可能性を示唆。サウジアラビア『Shooot』のインタビューに応じる中で、モドリッチの将来について語った。
「今夏、(サウジから)関心があった」
「選手には(サウジの)首都のクラブや別のクラブから複数のオファーがある」
「モドリッチは現在レアル・マドリーのことを考えているが、オファーが適したものであれば、サウジ・リーグに移籍するというアイデアを実現させることも可能だ」