【DeNA】三浦監督、オースティン残留に「来年はフルで」 大砲復活へ期待

横浜DeNA・オースティン(資料写真)

 横浜DeNAは19日、タイラー・オースティン外野手(32)と来季の契約で合意したと発表した。3年契約の3年目となるオースティンは、球団を通じ「最高のベイスターズファンの皆さまと悲願の日本一を達成できるよう頑張ります」などとコメントした。

 オースティンは来日1年目の2020年に20本塁打、2年目に28本塁打をマークしたが、3年目は右肘を手術した影響もあり1本。再手術で出遅れた今季も復帰後に右肩を痛め、出場22試合で13安打、6打点に終わった。

 9月には右鎖骨遠位端切除術を行い、現在はリハビリに励む。26年ぶりのリーグ優勝へ、ハッスルプレーが身上の大砲の復活は不可欠だ。順調ならば万全な状態で来春のキャンプを迎えられる見込み。三浦監督は「来年はフルでやってもらいたい。1年間しっかり戦う準備をしてほしい」と期待する。

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