星稜大勝、決勝進出明治神宮野球、松井さん以来のV王手

二回に2ランを放った星稜の萩原=神宮球場

  ●20日に作新と決勝

 秋の高校日本一を決める第54回明治神宮野球大会は19日、神宮球場で準決勝が行われた。北信越代表の星稜は東海代表の豊川(愛知)に15-3の五回コールドで勝利し、元大リーガーの松井秀喜さんを擁した第22回大会以来、32年ぶり3度目の優勝まであと1勝となった。

 4年ぶり9度目出場の星稜は1回戦で広陵(広島)を7-6、準々決勝で青森山田を3-2で下した。準決勝は毎回の16安打と打線が爆発し、4番・萩原獅士(れお)は2試合連続となる本塁打を放った。

 決勝進出は5年ぶり5度目。決勝は20日午前10時から、関東代表の作新学院(栃木)と対戦する。優勝した地区には、来春のセンバツで「神宮大会枠」として1枠が与えられる。

© 株式会社北國新聞社