山手線、始発から通常運転 渋谷駅工事で2日間運休

2日間の改良工事を終え通常運転を再開したJR渋谷駅の山手線。右奥は埼京線=20日午前

 JR渋谷駅の改良工事のため18~19日の2日間にわたって一部区間で運休していた山手線は20日の始発から運転を再開した。山手線のホームと線路を最大20センチ持ち上げ、隣接する埼京線と同じ高さにすることで、駅の東西を行き来する自由通路の整備が可能となる。内・外回りで計約590本が運休し、約64万人に影響した。

 JR東日本によると、18日未明に始まった工事には延べ4600人が参加。線路の土台を持ち上げ、ホームの床板を高くする作業を進めた。

 今回の工事で、山手線は渋谷を挟む大崎―池袋間で18日に外回りを、19日に内回りをそれぞれ終日運休していた。

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