森脇健児、あべのハルカスを駆け上がる「何してるんやろう…」

超高層ビルの非常階段を駆け上がるイベントが11月19日、「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)で開催された。「階段垂直マラソン」と称される過酷なタイムトライアルレースに、タレント・森脇健児がゲストランナーとして参加した。

60階を上りきった、ゴール後の森脇健児

日本一の高さを誇るビル「あべのハルカス」60階の展望台まで、総数1610段の階段を駆け上がる同イベント。同大会最多出場者タレントの森脇は、2022年大会では「シドニー五輪」のマラソン銀メダリストのエリック・ワイナイナに勝利し、今回は同じくゲストランナーで現役プロランナーの福田穣に闘志を燃やしていた。

結果は福田が10分39秒、森脇は14分43秒と負けてしまったものの、走り終わった森脇は笑顔。「いつも途中で後悔するのよね」と言いつつ、「26階くらいで『何してるんやろう?』って。僕のなかで30階が限界、このレースはそこから汗が出てきて始まるのよね!」と語った。

また、「何でこんなことしてるんかなって思ってても、走り終わってこの景色を見るとやってよかったなって。年齢関係なく、まだまだ僕も出来るんだって思います」と森脇が言うように、同大会の一般出場者(約1500名)の最高齢は79歳。下は10代と幅広い層が参加している。

その後のXで、森脇は「あべのハルカス階段レースのスタッフさんにボランティアさん、そしてスポンサーさん、皆様ありがとうございました、楽苦しかったです!」と発信していた。

森脇がライバル視していた福田穣は、10分台でゴール

また、同日には2022年にドバイにて初めて開催された世界選手権大会『2023 STAIRCLIMBING WORLD CHAMPIONSHIPS」もおこなわれ、日本人選手・渡辺良治が8分53秒で1位となった。

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