岐阜県高山市では、松を雪の重みから守る「雪つり」が始まりました。
「雪つり」は冬の間、雪の重みで松の枝が折れないよう保護するため、毎年この時期に行われています。
11月20日朝、冷たい雨が降る中、作業員が7メートルほどの松の先端から24本の縄を放射状に垂らし、雪の重みが枝に均等にかかるように、張り方を調整しながら結び付けていきました。
高山市内では18日、今シーズン初めての積雪となりました。
「雪つり」は、中橋周辺や高山陣屋前広場など29か所で行われ、街路樹の冬支度に観光客たちは足を止めて風情を楽しんでいました。