「争いのない世界に向けて行動を」 中学1年から27歳までの若者で考えた平和の集い 原爆慰霊碑前から発信 広島

平和への願いを発信する若者たちの集いが18日、原爆慰霊碑の前で開かれました。

日没直後の平和公園(広島市中区)で開く「ピースナイトヒロシマ」はことしで4回目です。

原爆慰霊碑の正面でイベントを開催するのは珍しいということで、2019年にローマ教皇が平和公園を訪れたときの「集い」に着想を得て、始まったということです。

中学生以上の22人で実行委員会を作り、自分たちで制作した映像で平和の大切さを訴えたあと、「違いを認め合い、平和のために行動したい」と決意を述べました。

《若者による平和宣言》
「若者の強みは発信力です。国と国との争いをなくすために行動していかなければなりません」

実行委員(中学1年生)
「しっかり違いを認め合える世界になったらいいなと思います」
実行委員(大学2年生)
「世界で色んなことが起きているけれど、何か行動を起こしたいと思って」

松井市長は「若い世代の思いを、心強く感じます」と言葉をおくりました。

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