平和への願いを発信する若者たちの集いが18日、原爆慰霊碑の前で開かれました。
日没直後の平和公園(広島市中区)で開く「ピースナイトヒロシマ」はことしで4回目です。
原爆慰霊碑の正面でイベントを開催するのは珍しいということで、2019年にローマ教皇が平和公園を訪れたときの「集い」に着想を得て、始まったということです。
中学生以上の22人で実行委員会を作り、自分たちで制作した映像で平和の大切さを訴えたあと、「違いを認め合い、平和のために行動したい」と決意を述べました。
《若者による平和宣言》
「若者の強みは発信力です。国と国との争いをなくすために行動していかなければなりません」
実行委員(中学1年生)
「しっかり違いを認め合える世界になったらいいなと思います」
実行委員(大学2年生)
「世界で色んなことが起きているけれど、何か行動を起こしたいと思って」
松井市長は「若い世代の思いを、心強く感じます」と言葉をおくりました。