2年前に沈没した船から遺体…死亡認定されていた船長(当時66)と確認 水深約60メートルから引き揚げられた貨物船「白虎」

今治沖の来島海峡で沈没した貨物船「白虎(びゃっこ)」の船内から発見された遺体が、行方不明となっていた船長と、20日確認されました。

「白虎」は2021年5月、今治沖の来島海峡で外国船籍のケミカル船と衝突して沈没後、広島県で解体する為引き上げられ、遺体は10月25日、船内から見つかりました。

そして、今治海上保安部がDNA鑑定を進めた結果、20日、行方不明となっていた船長の佐藤保(さとう・たもつ)さん(当時66)と確認されました。

この事故では、「白虎」の二等機関士と一等機関士の男性が死亡していて、船長の佐藤さんは行方がわからないまま、事故から半年後の2021年11月に、死亡認定されていました。

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