【移籍】ヴラホヴィッチ争奪戦、アーセナルとアトレチコ・マドリードの一騎打ちか

アッレグリ監督はモラタとのトレードを画策か。

イタリア・セリエAのユベントスFCに所属するセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチ(Dusan Vlahovic)が2024年1月に開く移籍マーケットで、注目株の一人になりそうだ。『Todo fichajes』は11月18日、スペイン1部アトレチコ・マドリードが獲得に乗り出していると報じた。

23歳のヴラホヴィッチはこれまでセリエAでリーグ10試合・4得点・1アシスト、セルビア代表としても24試合・13ゴールを記録している。ただACFフィオレンティーナから昨年1月に加入したあと、なかなかパッとせず大ブレイクとはいかずにいる。

一方、アトレチコでは、今夏複数クラブからオファーが届いたもののアルバロ・モラタが残留している。ただ1月に放出する可能性が高まっている。

そこで同メディアは、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督がモラタを呼び戻し、ヴラホヴィッチを放出するという「トレード」を構想していると報じた。ユベントスは当初ヴラホヴィッチの移籍金として7000-8000万ユーロを希望していたが、「5000万ユーロ(約81億円)+モラタ」で交渉に応じるというのだ。

一方、『トゥット・メルカート』はこれまで、アーセナルFCが『9番』タイプの補強を優先に考えていて、「高い関心を示している」とヴラホヴィッチ獲得を検討していると報じてきた。SSCナポリのヴィクター・オシムヘン、ブレントフォードFCのイヴァン・トニーよりも安価で獲得できる可能性があり、日本代表DF冨安健洋ら同世代の選手も多く、チーム内で切磋琢磨していく相乗効果を期待している。

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ここに来て注目を帯びてきたヴラホヴィッチの争奪戦。果たして、アーセナルとアトレチコ・マドリードの一騎打ちになるのだろうか。

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