チェルシーに所属するイングランド代表DFリース・ジェイムズが、今シーズンから務めているキャプテンの役割について語った。イギリスのウェブメディア『フットボール・ロンドン』が伝えている。
ジェイムズは、昨シーズンまでキャプテンを務めていたセサル・アスピリクエタのアトレティコ・マドリード移籍に伴いキャプテンに任命されたが、シーズン開幕当初はケガに悩まされた。開幕節の数日後に負傷し、以降2カ月間にわたって欠場することになった。当時のことについて、ジェイムズはこう振り返っている」
「キャプテンを任されるのは素晴らしいことだけど、フィットしていない時は難しかった。常にチームの中で行動していないと、自分の影響力を存分に与えるのは難しいからだ」
そして、そんなジェイムズをサポートしたのは「父親のような存在」のある選手だったという。
「僕が悩んでいる時、そして何かについてアドバイスが必要だと思った時、チアゴ・シウヴァには一番、助けてもらった。彼は僕の父親と言ってもおかしくないぐらいの年齢なんだ! だから僕は彼のところに行ってアドバイスをもらっていた」
ジェームズは23歳で、チアゴ・シウヴァは39歳。16歳も年上のチームメートには何かとサポートしてもらっているようだ。
開幕後のケガで長期離脱したが、第9節アーセナル戦で戦線復帰してからは徐々にパフォーマンスを高めている。「自分がどんなキャプテンになるのかは僕が決めることではないけど、今のところは楽しんでいるし、光栄に思う」と語るジェイムズは、現在のコンディションについてはこう語っている。
「こんなに気分がいいのは久しぶりだ。体力が回復しているのを感じる。まだ90分間プレーできていないけど、トレーニングも試合もハードにこなせているし、トップレベルに戻るために毎日、限界に挑戦している。再びチームを助けられるようになったのはうれしいことだ」