「立派でした」佐藤健の“座長気質”をあの演技派俳優が絶賛!ラストシーンには特別な思い入れ

<記事提供:COCONUTS>

11月19日放送の「日曜日の初耳学」(MBS・TBS系)に、俳優の藤原竜也さんが出演。

藤原さんは映画「るろうに剣心」シリーズで共演した佐藤健さんについて語り注目を集めました。

(画像:時事)

■藤原竜也、「るろ剣」志々雄真実役はグルグル巻きで苦労

林修さんがさまざまなゲストと対談する人気企画「インタビュアー林修」。

今回の対談相手となった藤原さんは二部作で公開された映画「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」(2014)で最強の敵・志々雄真実役を演じました。

全身包帯をグルグルに巻いた姿が印象的な志々雄役について聞くと、藤原さんは「あれはもうできないですね。(現場に)行って、まず3〜4時間かけてグルグル巻きにされて。その準備がキツいですよね。準備キツい・耳が聞こえない・トイレいけない・疲れ果てて飯も食えないし…」と撮影での苦労を明かします。

その話を聞いた林さんが「あれは3〜4時間かかるんですか?」と驚くと、藤原さんは「そうなんですよ。小此木くんっていう特殊メイクの人がずっとやってくれるんですけど、隣では神木隆之介くんと佐藤健くんがメイクチームにスムージーを作ってもらったり、マッサージしてもらってるんですよ、朝から…。『神ちゃんいいね、健くんいいね』って」と特殊メイクがいらない佐藤さんと神木さんに羨望の眼差しを向けていたそう。

また、撮影期間が1〜2ヶ月あったことを踏まえ、林さんが「何回グルグル巻きにされたんですか?」と尋ねると、藤原さんは「200回ぐらいじゃないですか」と苦笑いを浮かべます。

■「立派でした」佐藤健の“座長気質”をあの演技派俳優が絶賛!

主人公・緋村剣心を演じた佐藤さんも「この人“最狂”だと思えた。僕も監督もスタッフも『いけたぞ』と思えた日だったんです」と、藤原さんの完璧な役作りを目の当たりにして成功を確信したそう。

林さんが「佐藤さんが“最狂”だって仰ったのが伝わってきてます」と話を振ると、藤原さんは「それはありがたいですし。健くんに関しては、彼は速いし、上手いし。どこでこういう技術をいつ身に付けてるんだろうなっていうぐらい…。もちろんアクション監督の谷垣さんもそう健くんのことを仰ってましたしけど、華もあるし。僕は彼こそは座長気質だと思いますけどね。嫌な顔も1つぜずに2〜3ヶ月の撮影をこなすわけじゃないですか、それは立派でした見てて」と、現場での佐藤さんの立ち振る舞いを絶賛。

藤原さんは「だから、志々雄と剣心で最後に戦いがあるんですけど、敬意を表するじゃないですけけれども、『ここまで来てくれてありがとうございます』っていう気持ちでやらしてもらってましたけど」と撮影を振り返りました。

■藤原竜也「新選組!」メンバーとは今でも交流?

藤原さんは2004年に放送されたNHK大河ドラマ「新選組!」では、沖田総司役で出演。

林さんが「新選組!」について聞くと、藤原さんは「正直(オファーが)来るとは思ってたなかったです。三谷幸喜さんから声がかかるとは思ってなくて、また、三谷さんの座組みが…いまだに皆さんと会ってますからね」とコメント。

また、林さんが「この企画で来てくださった堺雅人さんもメンバーが集まって忘年会をやってる仰ってて、参加されてないんですか?」と尋ねます。

すると、藤原さんは「参加してます。山本耕史くんとか、佐藤浩市さんとか、香取慎吾くんとかもうみんな来てくれて、中村勘九郎さんもそうですけども。それぞれが愛着がある『新選組!』だった」とあの時の共演者とは今でも交流が続いていることを明かしました。

今回の放送にはネット上で「新撰組の藤原竜也さんの沖田総司本当かっこよかった!大好きだった剣の達人」「藤原竜也さんから「座長気質」と言われる佐藤健さん」「とても素敵なお話やった。剣心vs.志々雄バトルの撮影現場で大役背負って闘う健さんを見守る藤原さんの優しさを思い出した。あんなに華のある役者さんからも健さん座長気質、華があるって言ってもらえて嬉しい」などのコメントが。

数々の大役を演じてきた藤原さんが「座長気質」と褒められる佐藤さんは根っからのリーダーですね。

また、「新選組!」出演者とは今でも交流が続いているという話も素敵ですね。

【番組情報】
日曜日の初耳学
https://tver.jp/episodes/eps2a9lob3

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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