陸自、パワハラで3人を懲戒処分 停職6カ月と減給

東京・市谷の防衛省

 陸上自衛隊第10師団(名古屋市)は20日、部下にパワハラしたとして、第10特殊武器防護隊の男性1等陸曹ら2人を停職6カ月の懲戒処分とした。また、同じ部下にベランダからの飛び降りを示唆するような不適切発言をした40代の2等陸曹を減給30分の1(1カ月)の処分とした。

 第10師団によると、1曹は2020年6月中旬ごろ、勤務時間外に部下に服装などについて長時間の指導をした。さらに2曹が同7月、この部下に他の隊員の前で退職を促すような発言をした。

 また、40代の2曹は同月、同じ部下に、隊舎で「飛ぶなら一言言ってね」と発言。いずれも部下が精神疾患を発症する要因となったとしている。

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