救急車に追突、4人けが 名古屋、酒気帯び容疑で男逮捕

愛知県警本部

 20日午前9時25分ごろ、名古屋市北区平安2丁目の路上で、けがを負った男性(56)を運び込むため停車していた市消防局の救急車に乗用車が追突した。愛知県警北署によると、33~50歳の救急隊員3人が首を痛めたほか、男性も新たに胸の打撲を訴えたが、いずれも軽傷のもよう。

 署は道交法違反(酒気帯び運転)容疑で、車を運転していた同県日進市、専門学校生の男(18)を現行犯逮捕した。

 救急車は片側3車線の道路脇に止まっていて、車内で隊員が処置中だった。救急車は後部バンパーを破損した。

 消防局によると、事故後、代わりの救急車を手配するのに約10分かかった。

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