自民党・加藤勝信衆院議員登場!恐れているのはどこの政党?大臣経験者が語る省庁のあり方とは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2023年11月17日に公開された動画ではゲストに自由民主党衆院議員の加藤勝信氏をお招きし、脅威に感じる政党や、省庁のあり方について語っていただきました。

選挙に強い加藤氏が恐れている政党とは?

【このトピックのポイント】
・一番怖いのは自民党。選挙は自分自身との戦い
・省庁のあり方は時代に応じて変えていけばいいし、もっと細かくてもいい
・目的に合わせて組織を再編することで政治の意思を明確にし、人材を効率的に使うことができる

加藤氏のプロフィールは以下の通りです。

小学生の頃からテレビの選挙速報を見たり、作文に政治家の夢を書いたりと政治に深い関心を持っていた加藤氏。当時の大蔵省に入省したのも「公のために仕事をしたい」という思いがあったからとのことです。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして加藤氏に回答していただきました。

怖い野党はどこ?

MC鈴木邦和「今、色々な政党が出てきてますけど、脅威だなと感じる政党はありますか?」

MC鈴木の問いに対し、「一番怖いのは自民党自体ですね」と加藤氏。選挙においてはその時々の流れがあるものの、自民党の状況とそれがどう評価されているかが基本的なポイントであるとし、「小選挙区であれば自分自身との戦い」とコメントしました。

多様な政党が存在している状況については、それぞれの主張に目を向けることに言及しつつも「それに終始するよりは、我々がどういう問題意識をもって我々の価値観の中でどう実現していくか。これをしっかり示していくことが大事」と語りました。

党勢を伸ばしつつある日本維新の会について問うと、加藤氏は大阪を中心とする関西圏や各地の地方選挙で維新の候補者の伸びを感じているとのこと。ただ。加藤氏の地元・岡山ではそれほどの脅威にはなっていないようです。

日本保守党について加藤氏は先日の集会で多くの人が集まったことに言及。そのなかに自民党支持者がいた可能性に触れ「我々としてもそこをどう考えるべきなのかが大事だと思いますね」とコメントしました。

加藤氏が二大政党制に言及したことに触れ、MC鈴木が野党共闘の脅威について問うと「選挙においては怖いと思うけれど、選挙の時に2つに対峙しているだけであって二大政党制ではない」との見方を示しました。

厚生労働省って大変じゃないですか?

省庁の中でも非常に担当分野が広いと言われる厚生労働省。過去3回、厚生労働大臣を務めた加藤氏にその実感を問うと、加藤氏は担当分野が国民生活に密着している点に言及。

年金・介護・医療など国民の関心が高く、かつ幅の広い分野を受け持っていると説明しました。

過去には「時代に合った省庁の切り取りが重要」という旨の発言をした加藤氏。厚労省の理想像について問うと、今後取り組む課題によって部門を分けたり、形を変えていくことが重要だと語りました。

こども家庭庁もその流れを組む組織の1つです。それまでこども園は内閣府、保育園は厚労省、文科省は幼稚園と所管がバラバラに分かれていたものが、こども家庭庁を設置することでまとまって議論することが可能になりました。

以前は厚労省の所管だった障がい者スポーツも、スポーツ庁が設置されたことで位置づけが変化した側面もあります。

加藤氏は省庁のあり方について「時代に応じて変えていけばいいし、もっと細かく分けてもいい」とコメント。目的に合わせて機動的に変化させていくことの必要性に言及しました。

MC鈴木が目的ごとに組織を再編する意義について問うと、加藤氏は政治としてその時に重要な分野を明確にすること、そこに人材を集約できるメリットがあると説明。

例としてデジタル庁を挙げ、「そこに1つ政治の意思として、そういった組織を作って行く。これが大事だと思います」とコメントしました。

MC鈴木「政策分野として優先順位がぐっと上がるわけですね」

動画本編はこちら!

こども家庭庁やデジタル庁、最近省庁が増えているのはなぜ?

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