欧州王者シティも注視するマートセン、チェルシー退団を視野に入れていると明言「全選択肢をオープンに」

チェルシー退団を視野に入れるマートセン[写真:Getty Images]

オランダ代表DFイアン・マートセン(21)がチェルシー退団を示唆した。イギリス『90min』が伝えている。

バーンリーへの武者修行を終え、今夏チェルシーへと帰還したマートセン。下部組織出身のレフティーはマウリシオ・ポチェッティーノ監督から高く評価され、コンスタントに出場機会を貰っているが、定位置確保には至っていない。

今夏時点で2024年6月までとなっていた契約については、先月19日に1年間の延長オプションが行使され、新たな契約期間は2025年6月までに。チェルシーとしては、ここからさらなる長期契約の締結にも熱心だという。

しかし、来年1月までに契約延長で合意できなければ売却の検討段階に入るとのこと。そんななか、マートセン本人がオランダ『AD』のインタビューに応じ、「選択肢をとっておきたい」と口を開いた。

「チェルシーで今後も長くプレーする可能性はもちろんある。ポチェッティーノ監督の言葉に自信をもらっているし、チャンスが来た時の準備は常にできているよ。けど、1試合の中で長く使ってもらえないことを受け入れるのは難しい」

「その間、僕はすべての選択肢をオープンにしておく必要がある。どこかのタイミングで難しい決断をすべき瞬間は必ずやってくる。クラブ(チェルシー)側も情報は僕に共有してくれるはずだよ」

『90min』によると、マートセンに対しては欧州王者マンチェスター・シティが強く関心。来年1月の獲得も視野に入れているといい、比較的安価で獲得できる可能性もあると踏んでいるようだ。

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