鞘師里保が「推しを召し上がれ」で地上波連ドラ初主演。「どの瞬間もとてもピュアで、初心を思い出させてくれる」

鞘師里保が、テレ東系で2024年1月10日にスタートする水ドラ25「推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~」(水曜深夜1:00)で地上波連続ドラマ初主演を務めることが分かった。

「推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~」は、「校閲ガール」シリーズなどを手掛けた宮木あや子氏の「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA/11月29日発売予定)を原作としたお仕事&推し事ドラマ。今回、「明治ブルガリアヨーグルト」の株式会社明治の企画協力の下、歴史あるベストセラー商品誕生の裏側にあるさまざまな人間ドラマを、新人の広報ガールの奮闘劇とともにひもといていく。

鞘師が演じる主人公・朋太子由寿は、株式会社明和に入社した新入社員。岩手の田舎出身でオタク気質なところがあり、今はヨーグルトが題材の創作小説にどハマりし、想像で擬人化させた“ブルガリア菌”をめでている。

鞘師は、地上波連ドラ初主演に際して「キラキラした文字の並びに戸惑いを感じつつも、素直にとても光栄です」と謙虚に受け止め、「映像でのお芝居を本格的に始めた1作目もテレビ東京さんでした。そういった意味でも今作楽しんでいただける作品を届けることでお返ししたい気持ちで」と縁に感謝。また、今回演じる役柄についても「これまでさまざまなオフィスで働かせて(演じさせて)いただきましたが、由寿のようなエネルギッシュな役は新鮮で、とても楽しみです」と目を輝かせる。

また、共演陣も発表。明日海りおが、由寿が配属となる広報部の先輩で教育係を務める緑川逸美役を務める。そして、橋本さとしが、“ブルガリア菌”推しとなった由寿のもとに現れ、彼女の成長を見守る“吾輩”こと乳酸菌(ブルガリア菌20388株)役を担う。

明日海は「タイトルにちなんで、『こんな上司がいたら推すしかない!!』と思ってもらえる緑川さんでいたいと思います。推しがいる人もいない人も、地道に、懸命に頑張る由寿ちゃんに、共感したり、応援したくなるドラマだと思います。お楽しみに!」とアピール。

橋本は「今回オファーをいただいた役は、乳酸き…え!? …乳・酸・菌?…乳酸菌!?」と、まさかの菌の役に驚いたものの、「さすがに顕微鏡を1000倍にしてじゃないと見れない役は初めてで、184cmの大柄な僕に務まるのだろうか?と、疑問と不安がチラつきました。が! 僕自身、乳製品が大好きでヨーグルトは日常で欠かせない存在。腸内環境を整えるということはストレスの緩和にもつながり、心と体の両面を支えるありがたい菌なのです。気付かない内にとても大きな存在となっている! そのように、主人公と対面ではなく内面から会話する乳酸菌という役柄にチャレンジ精神をかき立てられました」と、役者魂に火が付いたことを明かしている。

そして、鞘師は「由寿の初々しさ、『推し』と仕事にひたむきな姿。どの瞬間もとてもピュアで、初心を思い出させてくれます。そんなフレッシュさを表現できたら。そして、今回エンターテインメント各分野の先頭に立たれている明日海りおさん、橋本さとしさんとご一緒できること、私も歌う人間としてこんなぜいたくな空間はないなと感じております。お二人の演じられる憧れの先輩、そして乳酸菌。絶対見たいに決まっています。撮影が始まるのが待ち遠しいです。由寿の願いである“『推し』の素晴らしさを世の中に伝える”を”かなえてあげられるように、精いっぱい頑張りたいです。皆さまには一人前になるべく奮闘する彼女の姿を見守っていただけたらと思います!」と、今後の撮影に期待を寄せている。

なお、ドラマ化にあたり原作の宮木氏からも「この先、さらに大きな世界へ羽ばたいてゆくであろうすてきなガールの、記念すべき地上波初主演ドラマの原作者というほまれをいただき、大変うれしく思います。労働で疲れてきた週半ばの深夜。明日への活力につながる、楽しくておいしい、滋味と善玉菌のあふれる幸せなドラマになることを願っています」とコメントが寄せられている。

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