ごみの中から400万円 広島・福山の処理施設で

リサイクル工場で見つかった現金=17日、広島県福山市

 広島県福山市は20日、同市箕沖町のリサイクル工場で、不燃ごみの中から現金約400万円が見つかったと発表した。拾得物として福山東署に届け出ており、署が持ち主を捜している。

 市と署によると、見つかったのは1万円札383枚と破れた紙幣約20枚。17日午後3時半ごろ、市のリサイクル工場で破砕した不燃ごみをダンプカーに移し入れたところ、委託業者の職員が紙幣を見つけた。工場では、市内や個人から不燃ごみなどを回収している。

 市の担当者によると、小銭入れなどが見つかることはあるが「こんな大金が今まで見つかったことはない」という。

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