ピアストリ、後方から入賞、ファステストも記録「ペースを考えると10位は少し物足りない」マクラーレン/F1第22戦

 2023年F1ラスベガスGP決勝で、マクラーレンのオスカー・ピアストリは10位を獲得した。

 18番グリッドから1周目に13番手に上がり、ファーストスティントで順調にポジションを上げていたものの、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に抜かれた際に接触が起き、両者のタイヤがパンクした。ハミルトンと異なり、すぐにピットインすることができたピアストリは、ハードタイヤからハードへとつなげ、セカンドスティントで一時3番手を走行。レース終盤にもう一度タイヤ交換を行わなければならず、11番手でコースに復帰した後、フレッシュなタイヤで全体のファステストラップを記録、さらにピエール・ガスリー(アルピーヌ)をかわして10番手に入り、合計2ポイントを獲得した。

2023年F1第22戦ラスベガスGP オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラワン・チーム)
決勝=10位(50周/50周)
18番グリッド/タイヤ:ハード→ハード→ミディアム

 10位でファステストラップも記録した。でも、今日のレースでの僕たちにはもう少し上の結果がふさわしかったように感じる。ペースは良かったんだ。でも、結局のところ、(ハミルトンとのインシデントがなかったとしても)あまり大きな違いはなかったと思う。

 後方からハードタイヤでスタートした者にとっては、セーフティカーのタイミングが不利だった。でも、ポジティブに捉えるつもりだ。昨日よりはるかに良い結果だったし、走行ペースもかなり速かったからね。

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