オコン、1回ストップで8列目から4位「タイヤ管理が鍵だった」アルピーヌ/F1第22戦

 2023年F1ラスベガスGP決勝で、アルピーヌのエステバン・オコンは16番グリッドから4位を獲得した。

 ミディアムタイヤでスタートし、序盤のセーフティカー出動時にステイアウトして、5番手まで上がったところで、唯一のピットストップを行った。セカンドスティントは12番手からスタート、2回目のセーフティカー時にもピットストップをしなかったことで6番手に浮上。チームメイトとのバトルの末に3周新しいタイヤを履いたオコンが前に出て、前方のオスカー・ピアストリが終盤にピットストップをしたため4番手に上がり、最終ラップでジョージ・ラッセル(メルセデス)に抜かれて5番手でフィニッシュ。ラッセルがタイムペナルティを受けたために、オコンは4位を取り戻した。

2023年F1第22戦ラスベガスGP エステバン・オコンとピエール・ガスリー(アルピーヌ)

■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=4位(50周/50周)
16番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

 ポイント圏外の位置からスタートして4位でフィニッシュするなんて、ラスベガスの夜は素晴らしかった! このすごい結果を達成したこと、驚異的な挽回ができたことについて、チームに心からおめでとうと言いたい。

 スタート直後に混乱が起きたが、僕たちはクリーンに走り続け、1周目で8つ順位を上げることができた。その後は辛抱強く、クリーンなレースをしなければならなかった。タイヤ管理が大きな鍵だった。途中で何度かいいオーバーテイクをして、この素晴らしい会場で4位でフィニッシュできた。予選後の心境を考えると、本当に最高の結果だ。

 来週、アブダビで最後の1戦がある。シーズン最終戦に向けて、この調子を維持することを目指すよ。

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