円上昇、一時148円台

 週明け20日の東京外国為替市場の円相場は、対ドルで上昇し、一時1ドル=148円台後半を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ打ち止め観測が広がり、円買いドル売りが優勢だった。

 午後5時現在は前週末比1円52銭円高ドル安の1ドル=148円91~92銭。ユーロは47銭円高ユーロ安の1ユーロ=162円56~60銭。

 FRBの利上げ打ち止め観測を背景に、日米金利差の縮小が意識された。日経平均株価が伸び悩み、投資家がリスク回避姿勢を強めたことも、安全資産とされる円買いにつながった。

 市場では「積極的にドルを買う材料が少なくなっている」(外為ブローカー)との声があった。

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