アジアCS 4番牧秀悟・優勝に導くホームラン

アジアプロ野球チャンピオンシップの決勝、日本はサヨナラで韓国に勝ちました。
若いチームで「キャプテン」と慕われた中野市出身・牧秀悟選手。
決勝で、反撃ののろしとなるホームランを放ちました。

予選リーグを3連勝で1位通過した日本。キャプテン・牧のかけ声で、宿敵・韓国戦に臨みます。しかし3回、その牧にミスが…2点を先制されます。
取り返したい5回の打席。狙いすましていました。高々と舞い上がった打球はファンが待つレフトスタンドへ。1点差に迫るホームランで、球場の雰囲気を変えます。同点に追い付くと試合は延長に。チャンスで牧は敬遠されます。
そして…門脇のサヨナラヒット。前回大会に続く大会2連覇です。今大会負けなしの強さを見せ、井端ジャパンの初陣を飾りました。

■牧秀悟選手「最高でーす。今回は若い選手がすごい集まってすごい生き生きとしていて、めちゃくちゃ良い大会になったんじゃないかなと思います」

今大会、井端監督はキャプテンを置かないとしながらも、チームメイトから「キャプテン」と呼ばれていた牧。今シーズンがWBC優勝で始まり、リーグでは打点と最多安打の2冠に。長い1年を優勝で締めくくりました。

■牧秀悟選手「緊張感のある大事な短期決戦の時に打てるように来年にまた準備していきたいと思います」

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