高校生平和大使 アメリカ・ニューヨークで「核兵器廃絶」訴えへ 核禁条約・締約国会議に合わせ

今月、アメリカ・ニューヨークで開かれる核兵器禁止条約の第2回締約国会議に合わせて現地を訪れる広島の高校生が核兵器廃絶を訴える決意を表明しました。

ニューヨークを訪れるのは新たに『高校生平和大使』に任命されたAICJ高校1年の尾崎心泉(おざき こころ)さんです。

『高校生平和大使』は核兵器廃絶の声を世界に届けようと市民団体が毎年、募集しているもので今年は広島から3人が選ばれています。
尾崎さんは日頃の活動や英語力を評価され締約国会議に合わせて新たに任命されたということです。

【第26代高校生平和大使・尾崎心泉さん(高校1年)】
「唯一の被爆国・日本に住んでいる私たちには核兵器廃絶を訴えていく使命があります。言葉の力により核兵器廃絶を訴えていきたいと思います」

尾崎さんは今月27日から始まる会議を傍聴したり、市民団体などが開催するサイドイベントに参加する予定で、核兵器の非人道性や気候変動問題などについて意見を交わしたいとしています。

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