まもなく冬本番 JR芸備線で除雪用の「ラッセル車」試運転 春が来るまで列車の運行支える 広島

冬本番に備えて、線路の雪をかき出すJR芸備線の「ラッセル車」が、ことしも試運転を行いました。

点検するJR職員
「はい、フランジャー下げ!」

こちらがJR芸備線を走る「ラッセル車」です。冬の間、広島県庄原市の東城駅から備後落合駅の間のおよそ26キロの区間で除雪作業をします。

線路の雪をかき出す「フランジャー」と、左右に雪をはねのける「ウイング」が正常に動くか点検したあと、試運転に出発です。

「ラッセル車」は15センチ程度の積雪で除雪作業をしていて、昨シーズンは6回、出動したということです。

JR西日本 倉敷保線区 新見管理室 清水豪士 室長
「どうしても雪が降って列車を運転休止して、お客様にご迷惑をおかけすることもあると思います。ただそのあとにできる限り復旧を早期にできるよう、頑張ろうと思います」

「ラッセル車」はJR東城駅に配備され、冬の列車の運行を支えます。

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