
核兵器禁止条約の締約国会議に合わせてニューヨークを訪れる高校生は、「世界中から訪れる若者と交流したい」と抱負を語りました。
今月27日からアメリカのニューヨークで開催される締約国会議に合わせて、広島と長崎の高校生平和大使が派遣されます。先月、平和大使に任命された尾崎心泉さんです。
高校生平和大使(AICJ高校1年) 尾崎心泉さん
「日本語だけでなく世界共通語である英語を使って、核兵器の非人道性を訴えていきたい」
ニューヨークでは、ユース交流会などで世界から集まった若い世代と話し合うほか、核廃絶を求める集会でのスピーチも予定されています。
ICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンのノーベル平和賞受賞を知り、自分も役に立ちたいと思ったのがきっかけで、ことしの夏から核兵器廃絶を目指す「高校生1万人署名」に取り組み始めました。
高校生平和大使派遣委員会は、署名活動に積極的に取り組んでいる高校生の中から尾崎さんを選抜し、長崎の高校生大使1人と合わせて派遣するということです。