謎ワード・ナイスコーヒー、トレンド入り「流行りそう」の声

のちに戦後を照らす大スター・福来スズ子へと成長する少女・鈴子の人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。11月20日放送の第36回では、作曲家・羽鳥と妻・麻里の独特な馴れ初めが明らかになり「ナイスコーヒー」がトレンド入りした。

朝ドラ『ブギウギ』で羽鳥を演じる草彅剛(写真は2019年3月、大阪市内で撮影)

第二次世界大戦が始まり、スズ子(趣里)の所属する梅丸楽劇団は方向転換を迫られていた。スズ子も新しい演出家・竹田(野田晋市)から派手なメイクを控えるように言われ、今後の活動に不安を覚える。

そのころ、故郷の大阪では母・ツヤ(水川あさみ)が体調を崩し、大きな病院に行くことを勧められる。さらに、弟・六郎(黒崎煌代)のもとに赤紙がきて、戦地に行くことが決まるのだった。

作曲家の羽鳥(草彅剛)の妻・麻里(市川実和子)が2人が出会った頃の話をスズ子に語った今回の放送。かつて麻里が勤めていた喫茶店を羽鳥が毎日訪れ、ある日突然「ナイスコーヒー」と口にし、思わず笑った麻里に対し告白したことが馴れ初めだったという。

30日間毎日アイスコーヒーを頼み、31日目に「ナイスコーヒー」という冗談で麻里が笑えば告白すると決めていたという羽鳥。あまりに独特な告白方法に、SNSでは「ナイスコーヒー流行りそう」「ナイスコーヒーからのプロポーズは独特すぎるwww」「そこを笑ってくれる奥さま 価値観が一緒だったんかな」など驚きの声と笑いが相次ぎ、X(旧ツイッター)では「ナイスコーヒー」がトレンド入りしていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。11月21日放送の第37回では、六郎の出征が迫るその頃、ツヤは専門の病院を訪れる。

文/つちだ四郎

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