羽生結弦さん離婚事件、ホリエモン絶句…「結婚とかしたくないよね」、『犯人』に対し「自分が賢いと誤解」

「人気者の有名人は結婚もしちゃいけないのかと。そういった時代になりつつある。息苦しさを感じるところ」

プロフィギュアスケーターの羽生結弦さんが11月17日深夜、公式エックス(旧ツイッター)で婚姻関係にあった一般の方との離婚を発表した“事件”は、社会問題となって大きな波紋を広げている。羽生さんは誹謗中傷、メディアによる家族・親族などへの過度な取材、そしてストーカー行為が原因にあり、今後再発もあり得る不安の中での生活の継続も難しく、パートナーの「制限のない幸せ」を願って決断せざるを得なかったと明かしている。

実業家の堀江貴文氏はユーチューブの『ホリエモンチャンネル』で、この問題について、「本当に悲惨なパターンですよね」「相手のご家族からしても、もう無理なのかと……」とうなだれて自身の経験なども踏まえて見解を示した。

インターネットのルールと法令が追い付いていない領域の一つであり、堀江氏は言葉を失い憤った。

「クソみたいな女が、クソみたいな書き込みをしていると思います。本当に腹立たしい。(ネットにより)容易に相手の人名、家族、住んでいるところが特定され、その特定することが得意なヤツがいる。一度さらされると魚拓を取られ、情報が永遠に残ってしまう」

そして堀江氏は「結婚とかしたくないよね。結婚とかすると、相手の人たち、相手の家族にまで、何かあった時に迷惑をかけてしまう。それを良しとしてしまうやつらが跋扈している。こんな社会は本当に何とかしたいと思いますけれど」と、有名人と一般人の交際や結婚が一段と難しくなってきていると痛感する。

相手をさげすむ、あるいは社会的な信用を失わせようとする書き込みは名誉棄損、侮辱罪で、有罪になる可能性が高い。ただしホリエモンは「このようなことは今後も起こってくるのかなと。人気者の有名人は結婚もしちゃいけないのかと。そういった時代になりつつある。息苦しさを感じるところだと思いますけれど、そうしたいたずらやストーカー行為は絶対にやらないようにしてください」と警鐘を鳴らす。

羽生さんとパートナーのことを慮り、堀江氏は嘆く。

「いや本当に最悪の結果になってしまいましたね。本当はこういったところで、当局、警察は動けばいいのに。本当にどうしようもない」

「頭の弱い人たちがネットに出てきちゃう。生半可に小学校で読み書きを教わるものだから、エックスでやりとりができて、自分が賢いと誤解をしちゃったり、有名人を吊るし上げて悦に入ったりする。そういったことが簡単にできるようになった世の中が、羽生さんの今回の事件の大きな要因なのではないかと思っています」

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堀江氏はそのように、もはやそうした書き込みやストーカーが罪だと思っていない行為者が蔓延っていることにうんざりとし、羽生さんの件について、警察が親告なしでも動くべき事案ではないかとも首を捻っていた。

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